Yukio photo gallery　 　　 　　　　　 　　　　　うさおの足跡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神明造では鞭懸 （ むちかけ ） と呼ばれる破風板 （ はふいた ） 上部に、左右４本ずつ 計８本
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　突き出した細い木があります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小狭小舞（ おさごまい ） とも呼ばれ、四角い木ですが先端は丸くなっています。

　　　　　　　　　　　　　　　　■　知立神社 多宝塔　（ ちりゅうじんじゃ たほうとう ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　所在地 ： 愛知県知立市西町神田１２
　　　　　　　　　　　　　　　　　　建立 ： ８５０年 （ 嘉祥３年 ）　[ 神宮寺創建時 ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　創建者 ： 慈覚大師 （ じかくだいし ） [ 円仁 （ えんにん ） ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　建築年代 （ 現建物 : 再建 ） ： １５０９年 （ 永正６年 ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　再建者 ： 重原城主 山岡忠左衛門
　　　　　　　　　　　　　　　　　　用途変更 （ 廃仏毀釈により ） [ 文庫 : 知立文庫 ] ： １８６８年 （ 明治元年 ） [ 安置仏 （ 本尊:愛染明王 ） 、仏壇 移設 ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　総高 ： 約１４．５ｍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　構造形式 ： 二重塔婆 （ にじゅうとうば ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　下層 ： 三間四方　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[ 正面中央柱間 : 桟唐戸 （ さんからど ） 、両脇間 : 連子窓 （ れんじまど ） 、 側面,背面柱間 : 板壁 ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　亀腹 （ かめばら ） ： 縦板張り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　上層 組物 ： 四手先組物 （ よてさきくみもの ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　垂木 （ たるき ） ： 平行垂木
　　　　　　　　　　　　　　　　　　屋根の種類 （ 葺材分類による ） ： 杮葺 （ こけらぶき ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　備考 ： 神宮寺の仏塔は全国的にも珍しく、貴重です。


　

　　　　　　破風 （ はふ ） とは、建築用語で屋根の妻側の造形のことです。
　　　　　　知立神社 儀式殿では、玄関部分が日本特有の破風形式である唐破風 （ からはふ ） で 向唐破風 （ むこうからはふ ） の銅板葺き屋根、
　　　　　　大屋根部分が入母屋破風 （ いりもやはふ ） で瓦葺きとなっています。
　　　　　　もう少し解りやすく言えば、丸みのある緩やかなカーブした屋根が、唐破風 （ からはふ ） の方になります。
　　　　　　破風形式は、他に切妻破風 （ きりづまはふ ） 、比翼入母屋破風 （ ひよくいりもやはふ ） 、千鳥破風 （ ちどりはふ ） 、比翼千鳥破風 （ ひよくちどりはふ ） 、
　　　　　　縋破風 （ すがるはふ ）などがあり、唐破風には向唐破風の他に軒唐破風 （ のきからはふ ） もあります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　知立神社 （ ちりゅうじんじゃ ） は、愛知県知立市西町に鎮座しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　御祭神
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[ 主祭神 ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主神は鸕鶿草葺不合尊 （ うがやふきあえずのみこと ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主神の父である彦火火出見尊 （ ひこほほでみのみこと ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　養母で妻である玉依比売命 （ たまよりびめのみこと ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子である神日本磐余彦尊 （ かむやまといわれびこのみこと ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[ 相殿神 ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　碧海地方の開拓にあたったと伝えられる人物の青海首命 （ あおみのおびとのみこと ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聖徳太子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名称 ： 大倉公園 茅葺門 （ 旧大倉和親別荘表門 ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　所在地 ： 大府市桃山町五丁目７４番地他
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　概要 ： 木造平屋建て、茅葺屋根
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　建築面積 ： ４０�u
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　建築年代 ： 大正１０年頃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　移築年代 ： 昭和５４年

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茅葺屋根 葺き替え
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葺き替え年 ： 平成２１年１０月
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　施工 ： 遠野かやぶき保存会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　登録有形文化財（建造物）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　登録年 ： 平成２７年８月４日

　　　　　　　　　　　　　　　愛知県大府市桃山町にある大倉公園 （おおくらこうえん ） は、日本陶器合名会社（現・ノリタケ カンパニーリミテド） 初代社長や
　　　　　　　　　　　　　　　東洋陶器 （ 現・TOTO ） 、日本碍子の社長、伊奈製陶 （ 現・LIXIL ） の会長を務めた実業家
　　　　　　　　　　　　　　　大倉 和親 （ おおくら かずちか ）（ １８７５ − １９５５ ） の別邸だった場所を改修した庭園付きの公園です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■　岡崎城 （ おかざきじょう ）　[ 現 ： 復興天守 ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　住所 ： 愛知県岡崎市康生町５６１―１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　別名 ： 龍城 [ 竜城 ] （りゅうじょう） 、龍ヶ城 [ 竜ヶ城 ] （ たつがしろ ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　城郭構造 [ 曲輪 （ くるわ ） 配置の分類 ： 梯郭式 （ ていかくしき ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　城郭構造 [ 地形による分類 ： 平山城 （ ひらやまじろ ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天守構造 （ 平面構成 ） ： 複合連結式 （ ふくごうれんけつしき ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天守構造 （ 形式 ） ： 望楼型 （ ぼうろうがた ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天守階数 ： ３重４階　[ １６１７年 （ 元和３年 ） ： 地上３階、地下１階 ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　築城主 ： 西郷稠頼（ さいごうつぎより,つぐより,ちかより ） ・ 頼嗣 （ よりつぐ ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　築城年 ： １４５５年 （ 康正元年 ） 頃着工
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　廃城年 ：１８７３年 （ 明治６年 ）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　復興天守
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　設計者 ： 城戸久 （ きどひさし ）　[ 名古屋工業大学工学博士 ]　（ １９０８−１９７９ ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　施行者 ： 清水建設株式会社
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　構造 ： 鉄筋コンクリート造
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　階数 ： ３層５階
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　着工年月日 ：１９５８年 （ 昭和３３年 ） ８月２８日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完成年月日 ：１９５９年 （ 昭和３４年 ） ３月３０日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一般公開年月日 ：１９５９年 （ 昭和３４年 ） ４月５日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　総工費 ： ５,７００万円


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ、愛知県岡崎市公式観光サイト、攻城団ブログ 参照