写真 : 龍雲山妙音閣 三明禅寺 [ 三重塔 ] [ 重要文化財( 1912.5.27) ]
( 2013. January 愛知県 豊川市 )
[ カメラデータ : デジタル一眼レフカメラ ≪ CANON ≫ ]
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■ 三明寺 三重塔
国指定重要文化財
明治45年5月27日指定
三明寺は、寺伝によれば大宝(たいほう)2年(702)の創立といわれています。
平安時代の末に一度戦火にあい焼失しましたが、南北朝時代、後醍醐(ごだいご)天皇の
皇子 無文元遷(むもんげんせん)が遠州 方広寺(ほうこうじ)に行く途中ここに立ち寄り、
その荒廃を嘆いて再興したと伝えられています。
諸堂中最も古い三重塔は、享禄(きょうろく)4年(1531)の建造で、
総高14.5mの杮葺(こけらぶき)の小塔です。
一層、二層を和様(わよう)に、三層を禅宗様(ぜんしゅうよう)にしたのが全国的にも珍しく、
三層の軒の反り、扇垂木(おうぎたるき)、鎬(しのぎ)のある尾垂木(おだるき)などに
禅宗様の意匠が認められます。
豊川市教育委員会の案内板より
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