写真 : 興福寺の夜景 ≪ 法相宗 大本山 興福寺 ≫ [ 南円堂 ]
( 2016. November 奈良県 奈良市 )
[ 南円堂 : 重要文化財 : 1986 ( 昭和61 ).12.20 ]
[ 興福寺 : 世界遺産 ( 古都奈良の文化財の一部 ) : 1998 ( 平成10 ) ]
[ カメラデータ : デジタル一眼レフカメラ ≪ CANON ≫ ]
※ 写真は、ノー・トリミング縮小、copyright表示以外の加工は、一切行っておりません。
興福寺 ( こうふくじ ) は藤原鎌足 ( ふじわらのかまたり ) の病気平癒を願い、鎌足の夫人である鏡女王 ( かがみのひめみこ ) が
天智8年 ( 669年 ) に山城 ( やましろ ) [ 現 : 京都市山科区 ] に鎌足が造立した釈迦三尊などを祀るために創建した
山階寺 ( やましなでら ) が起源です。
その後、飛鳥浄御原 ( あすかきよみがはら ) 遷都 ( せんと ) とともに高市郡厩坂 ( たかいちぐんうまさか ) に移転し
厩坂寺 ( うまやさかでら ) と称しました。
さらに和銅3年 ( 710年 ) 平城京 ( へいじょうきょう・へいぜいきょう ) 遷都に際し、鎌足の子である藤原不比等 ( ふじわらのふひと ) が
現在の地、平城京の外京 ( げきょう ) : 左京三条七坊 [ 現 : 奈良市登大路町 ] に再移転し名称も興福寺に改めました。
写真の八角円堂である南円堂 ( なんえんどう ) は、弘仁4年 ( 813年 ) の建立ですが、現在のものは寛保元年( 1741年 ) の4度目の
再建の建物です。
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