2017年01月07日

紅葉の室生寺 No.14  [ 奈良・大和路の名刹 探訪! 女人高野 室生寺 ( Murouji-temple ) No.46 ( 金堂 ) ]

IMG_5503C.jpg

写真 : 室生山 悉地院 (しっちいん) ≪ 真言宗 室生寺派 大本山 室生寺 ≫ [ 金堂 ] 
[ 金堂 : 国宝 : 1952(昭和27).03.29 ]
( 2016. November 奈良県 宇陀市 )
[ カメラデータ : デジタル一眼レフカメラ ≪ CANON ≫ ]
※ 写真は、ノー・トリミング縮小、copyright表示以外の加工は、一切行っておりません。




               仁王門をくぐり、梵字池 ( バン字池 ) の角から左に急な石段 『 鎧坂 ( よろいざか ) 』 を上がると金堂 ( こんどう ) が建っています。
               金堂は平安前期の建築とされ、室生寺山内で五重塔とともに古い建物です。

               古くは根本堂 ( こんぽんどう ) 、薬師堂 ( やくしどう ) と呼ばれ、薬師如来 ( やくしにょらい ) を この堂の本尊として
               安置していたようですが、江戸時代に真言宗(しんごんしゅう)へと転じた頃から、金堂と呼ばれるようになり、
               現在は国宝の釈迦如来立像 ( しゃかにょらいりゅうぞう ) が内陣中央に安置されています。

               そして、釈迦如来立像の 向かって右側に薬師如来立像 ( やくしにょらいりゅうぞう ) 〔 重文 〕 と
               地蔵菩薩立像 ( じぞうぼさつりゅうぞう ) 、左側に文殊菩薩立像 ( もんじゅぼさつりゅうぞう ) 〔 重文 〕 と
               十一面観音立像 ( じゅういちめんかんのんりゅうぞう ) 〔 国宝 〕 が それぞれ安置されています。

               また5尊の前には、薬師如来を守護する眷属 ( けんぞく ) の十二神将 ( じゅうにしんしょう ) 〔 重文 〕 が立ち並び、
               内陣奥の板壁に帝釈天曼陀羅 ( たいしゃくてんまんだら ) と伝えられる壁画が描かれています。




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posted by kawaguchi at 18:31| Comment(0) | 奈良県 宇陀市 ( 室生寺 ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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