写真 : 興福寺の夜景 ≪ 法相宗 大本山 興福寺 ≫ [ 五重塔、東金堂 ]
( 2016. November 奈良県 奈良市 )
[ 五重塔 : 国宝 : 1952 ( 昭和27 ).03.29 ]
[ 東金堂 : 国宝 : 1952 ( 昭和27 ).03.29 ]
[ 興福寺 : 世界遺産 ( 古都奈良の文化財の一部 ) : 1998 ( 平成10 ) ]
[ カメラデータ : デジタル一眼レフカメラ ≪ CANON ≫ ]
※ 写真は、ノー・トリミング縮小、copyright表示以外の加工は、一切行っておりません。
興福寺には かつて中金堂 ( ちゅうこんどう ) 、西金堂 ( さいこんどう ) 、東金堂 ( とうこんどう ) の三つの金堂がありました。
そのうち東に位置した東金堂は神亀3年 (726年 ) に聖武天皇 ( しょうむ てんのう ) が叔母の元正天皇 ( げんしょうてんのう ) の
病気平癒を祈って建立された建物で文殊堂 ( もんじゅどう ) とも呼ばれます。
その東金堂の南隣に聖武天皇の皇后である光明皇后 ( こうみょうこうごう ) は、天平2年 ( 730年 ) に五重塔を建立されました。
室町時代までは五重塔と東金堂は回廊で囲まれており、夫婦和合の聖域ともいわれた東院仏殿院 ( とういんぶつでんいん ) と称した
区域でした。
■ 興福寺 東金堂 ( こうふくじ とうこんどう )
建立 : 726年 ( 神亀3年 )
被災 : 6度
建築年代 ( 現建物 ) : 1415年 ( 応永22年 )
構造形式 : 桁行七間 ( 約25.6m ) 、梁間四間 ( 約14.1m )
屋根の種類 ( 屋根形状による ) : ( 一重 )寄棟屋根
屋根の種類 ( 葺材分類による ) : 瓦葺 [ 本瓦葺 ]
安置仏
堂内本尊 : 薬師如来像 [ 重文 ]
日光菩薩 [ 重文 ]
月光菩薩像 [ 重文 ]
文殊菩薩像 [ 国宝 ]
維摩居士像 [ 国宝 ]
四天王像 [ 国宝 ]
十二神将像 [ 国宝 ]
備考 : 室町時代に建てられた現建物の東金堂は、前面柱間1間をすべて吹放し、太く雄大な木割で造られている。
奈良時代からの伝統に従った天平風の建築様式を用いた復古建築の代表的な建物です。
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posted by kawaguchi at 18:17|
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