写真 : 名古屋市市政資料館 [ 旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎 ] 外観
[ 重要文化財 ( 1984.5.21 ) ] ( 名古屋市 東区 2015. March )
[ カメラデータ : デジタル一眼レフカメラ ≪ CANON ≫ ]
写真は、ノー・トリミング縮小、copyright表示以外の加工、画像調整等は一切行っておりません。
市政資料館の建物は、大正11年 ( 1922年 ) に、当時の司法省によって名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎として建設されて以来、
昭和54年 ( 1979年 ) に名古屋高等裁判所・地方裁判所が現在の新庁舎 ( 中区三の丸一丁目4番1号 ) に移転するまでの間、
中部地方の司法の中心として活動し、歴史を深く刻み込んできました。
さらに、この建物は、地域のシンボルとして人々に印象づけられているとともに、名古屋の近代化の歩みを今に伝える
歴史的文化遺産の宝庫 『 文化のみち 』 の一角にあって、都心を間近にしながら落ち着いた安らぎのある景観を形成しています。
また、この建物は、外壁の赤い煉瓦と白い花崗岩、上屋銅板の緑、屋根のスレートの黒を組み合わせた華やかさと荘重な構成にまとめあげた
ネオ・バロック様式を基調とする建築様式を取り入れており、日本の近代建築における大正末期の建築物の特徴を忠実に表現しています。
このようなことから、歴史的・文化的にも貴重な遺産として、昭和59年5月に国により重要文化財
( 名称 旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎 ) に指定されました。
名古屋市では、市民の貴重な文化遺産でることから、この建物が持っている歴史的特性を踏まえながら文化的に有効に活用できるよう、
名古屋市市政資料館として整備したものです。
注)名古屋市市政資料館 年報 第21号(平成24年度)からの抜粋
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