写真 : 旧中埜家住宅 [ 国指定 : 重要文化財( 1976年) ]
( 2012. June 愛知県 半田市内 )
[ カメラデータ ]
カメラ : テクニカルビューカメラ HORSEMAN L45
フィルムホルダー / フィルム : 6x9判 / PRO160NC
レンズ : フジノンSWD 65mm F5.6
※ プリント写真 ( 2L版 ) のスキャン画像です。
プリント写真のスキャン画像は、ノー・トリミング縮小、copyright表示以外の加工、画像調整等は一切行っておりません。
ドイツ風の山荘を模したといわれる旧中埜家住宅は、明治44年 ( 1911 ) に 第10代
中埜半六( なかの・はんろく ) の別荘として、当時 衣ケ浦や三河湾が一望できる小高い
丘の上に建てられた貴紳住宅です。
設計は旧中埜銀行本店 ( mizkan 中央研究所 ) と同じ、名古屋高等工業学校 ( 現名古屋工業大学 ) 建築科長、鈴木禎次教授。
施工は、棟札によると、請負者 志水正太郎、 大工棟梁 小森雷吉との事です。
木造2階建の建物は、屋根は寄棟造の大屋根と複数の切妻屋根から構成された天然スレート葺。 基礎は石と煉瓦積です。
外観は、1階が腰壁部に割石をはめ込んだ大壁造で、2階は柱や梁などの構造材を化粧材としたハーフティンバー様式。
飾り窓や南側の手摺付のベランダがいっそう格調を高くし、変化に富んだ貴重な建物です。
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posted by kawaguchi at 16:32|
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愛知県 半田市
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